九州豪雨:がれきの中の飼い犬救出!!!

九州北部豪雨で損壊した福岡県朝倉市の民家のがれきの中に閉じ込められた飼い犬が8日後に救出された!

 

衰弱していたが、回復しつつあるそうだ。

 

救われたのは小型犬ポメラニアンの雄で名前はグンソウ。

飼い主で同市山田の柿農家、菊池勝昭さんは

グンソウは家族。早く元気になってほしい」と願っている。

 

 豪雨が襲った5日、山間部の奈良ケ谷川沿いに建つ菊池さん宅には、またたく間に膝上ほどの水がに流れ込んできた。菊池さんは家族共に5人共に避難。ただ、そこにグンソウはいなかった。連れ出す余裕はなかった。「無事でいてくれ」と念じた。

 

 数日後、自宅へ続く道路の流木や土砂の撤去が進んだ。自宅に戻ると、柿の植えた川岸は大きく削られ、土砂崩れで自宅にも大量の流木などが入り込んでいた。

 

 グンソウは交通事故に遭って右足をあまり動かせなかった。「グンソウのことは半分諦めてしまった」。そんな思いで、がれきの撤去作業を続けていた13日、がれきの隙間にいたグンソウを菊池さんが発見した。触ると、温かかった。生き抜いていた。

 

 がれきが重なり奇跡的に空間ができていた。ただ飲まず食わずで過ごした影響で衰弱は激しかった。菊池さんはグンソウを抱きかかえて水を飲ませた。「命があってよかった」と言っていた。